『龍の忍者 - Ninja in The Dragon's Den』
ジャッキーの昔の作品が次々と映画館で公開されていた大昔、ジャッキー・チェン全盛期。
中一ぐらいの時だったと思いますが、ジャッキー・チェンの『蛇鶴八拳』を映画館に観に行きました。
二本立てのもう一本がこの『龍の忍者』でした。
『蛇鶴八拳』目当てだったので『龍の忍者』は見ないで帰ろうかぐらいの気持ちでしたが、『蛇鶴八拳』より『龍の忍者』の方がよほど面白かった思い出があります。
最近無性に観たくなり買おうと思ってもDVDは発売されていないようで、結局オークションで当時(1982年)のVHSビデオを買いました。
色あせたジャケットに時代を感じさせます。

真田広之ことデューク真田が、千葉真一ことサニー千葉に続く海外でも通じるアクションスターとして売り出した作品。
設定は江戸時代ぐらいでしょうか。
真田広之演じる忍者が海を渡って中国へ。
中国側の主役級がコナン・リー。
忍者映画+カンフー映画というお得な作品です。
ちなみに中国映画、功夫カンフー映画好きの友人達も何故かこの作品がお気に入りと言う人が数人います。
あらためて観てみると、随分若くて精悍な真田広之ことデューク真田。
キレのあるアクション、カンフーまで見せてくれます。
アクション俳優としての真田広之の持ち味を存分に発揮しています。
千葉真一、倉田保昭、真田広之が私の中の日本三大アクションスターですが、その後が現れず寂しく思っていました。
先日の『K-1 MAX』でのこと、試合の合間のアトラクションで何故か千葉真一が手塩にかけたという10才の子が空手の型を演じていました。
英語、空手、テコンドー、バレエ等々幼少時から英才教育を受けている子だそうです。
ジャパンアクションクラブで日本のアクションスター育成に努めていた千葉真一が見出した逸材、何年後に大々的に出てくるのか分かりませんが楽しみです。