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梁羽生(りょううせい)

武侠小説の三大家、最後の一人、梁羽生。

梁羽生は金庸と同じ香港の新聞社に勤めていました。

マカオで武術家の対決が行われたことを契機に、勤めていた新聞に武侠小説を発表しました。

その後同僚の金庸も梁羽生に少し遅れて武侠小説を発表します。

武侠小説の三大家の内二人が、同じ新聞社に勤めていたとは面白いことです。


梁羽生作品で始めて観たのが、映画の『セブンソード』



独特の雰囲気を醸し出した作品でした。


原作の『七剣下天山』も読んでみました。



が、これは原作の少し前の年代に当たるお話し。

金庸と比べると作風がちょっとかたい感じがしました。


最近観たTVシリーズの『セブンソード』



映画版は詰め込み過ぎ、説明不足に感じましたが、このTV版は逆に長すぎで展開が遅く感じました。


ここまでの『セブンソード』各種、どれもあまり好きではありません。

もう一度観ようとは思いません・・・



『游剣江湖(ゆうけんこうこ) 』昨年末、いつものMAXAMさんから発売された梁羽生原作のTVドラマ。



『セブンソード』の印象で、全く期待していませんでしたが、一応購入。

期待せずに観てみると、これがまた面白いこと面白いこと。

侠(義)を貫き、真面目に愛を貫くため運命に翻弄される男女。

行き違い、すれ違い、勘違いでどんどん逆境に陥るも・・・というようなお話し。

主人公含め、男性二人、女性二人が主役級で話しが進みます。

主人公が一番影が薄いような気がします。

それだけ他の三人が魅力的なキャラクターとも言えます。

『游剣江湖(ゆうけんこうこ) 』私のお気に入り武侠ドラマベスト3に入ります。

販売元のMAXAMさんのサイト武侠スペシャル『游剣江湖(ゆうけんこうこ) 』の予告編と第一話が観れます。


年末頃には同じくMAXAMさんから唐代が舞台の『大唐游侠伝(だいとうゆうきょうでん)』が出ます。

楽しみ楽しみ。